使い方1:addするべき差分を確認する。
使い方2:addされた(commitされる予定の)差分を確認する。この場合は
git diff --cached
を使う。
一般にバージョン管理(特にgit)では「差分」は重要な概念である。
あらゆる状態のファイル(ファイル群)は「何もない状態」からの「何らかの差分の積み重ね」として表現できる。
git では「差分」を「ステージングエリア」に add していき、「差分の集合」に「意味的なまとまり」を与え、適切なコメントをつけて commit する。
むやみにいろいろな改変を加えて、まとめて "snapshot" のような(無意味な)コメントをつけて commit するのは「gitっぽくない」使い方である。
since 2011-05-14
http://d.hatena.ne.jp/kanonji/20110222/1298341934
$ git diff --no-prefix HEAD~ > ../_patch $ patch --dry-run -p0 < ../_patch $ patch -p0 < ../_patch
since 2011-10-24
subversion では svn diff -c REV または svn diff -r ARG-1:ARG で「リビジョン ARG での変更」を表示する。
git の場合は、git log で確認できるハッシュ値を ARG とすると
git show ARG
または
git diff ARG^..ARG
でよさそうだ。
記号で相対リビジョンを指定する方法は man gitrevisions に書かれている。