nodoka
のどか
やりたいこと
VMware Fusion のゲスト Windows でも NVDA は使えるが、MacBook Air のキーボードに Insert や半角全角キーがないので実用的ではない。
そこでゲスト環境の Windows で NVDA を使うために以下のように割り当てる:
- 英数キーを Insert に(NVDAキーとして使用)
- かなキーを 半角全角キー に
- 右コマンドキー(右Windows)を アプリケーションキー に
備考:
- NVDA 日本語版は無変換キーもNVDAとして使えるが、本家版はInsertキーしかNVDAとして使えない。
セットアップ
MacBook Air (OS X 10.10.1)
VMware Fusion 7.0.1
ゲスト OS = Windows 8.1
Mac OS X のキーボード設定
- F1、F2 などすべてのキーを標準のファンクションキーとして使用
- 修飾キーのアクション:caps キー以外はデフォルト
- caps キーのアクションを control にすればゲスト環境でも Ctrl キーが2カ所になる
VMware Fusion での仮想マシンのキーボードとマウスの設定
- キーマッピング すべて無効
- マウスショートカット:副ボタン ^-主ボタン をオン
- Mac ホストキーボードショートカット:無効
- Windows キー:いずれかのコマンドキー
- Fusion ショートカット:(マウスとキーボードの解放 コマンド-^ 以外は)すべて無効
タスクトレイ 通知シェブロン 「のどか 4.27」
- ウィンドウ「ログ - のどか」
- 「設定(S)」ボタン
- ウィンドウ「設定 - のどか」
- 設定ファイル名リスト(L) 「(ホームディレクトリから)」を選択
- 「ファイル編集(F)」ボタン
- ダイアログ「デフォルトの設定ファイルを編集可能とするために、ホームディレクトリにコピーしますか?(推奨)」
- 「はい(Y)」ボタン
- メモ帳が起動「dot.nodoka - メモ帳」
- Ctrl+A と Del を順番に押して、中身を空にする
- 下記をコピーしてメモ帳に貼り付ける
- メモ帳で「上書き保存」「閉じる」
- ウィンドウ「設定 - のどか」に戻る
- 「再読み込み(R)」ボタン
- 「OK」ボタン
- ウィンドウ「ログ - のどか」に戻る
- 「閉じる(C)」ボタン
- 最後に Windows 再起動したほうが無難
dot.nodoka ファイル:
新バージョン(2016年2月1日)
keymap Global include "109.nodoka" def key MacKana= 0x72 key *MacKana= *半角/全角 def key MacEisuu= 0x3a key *MacEisuu= *Insert def key E0RightWindows= E0-0x5c key *E0RightWindows= *Applications
旧バージョン(修飾キーとの同時押しでカスタマイズがきかないことがあった)
keymap Global include "109.nodoka" def key MacKana= 0x72 key MacKana= $ToggleIME def key MacEisuu= 0x3a key MacEisuu= Insert def key E0RightWindows= E0-0x5c key E0RightWindows= Applications
テンプレートファイルから不要な行を全部削った。これだけで動いている。
ちょっとしか設定ファイルの書き方を勉強していないので、もっとよいやり方があるかも知れない。
そのまま使えているキー:
- control = Ctrl
- caps = Ctrl (Mac の修飾キー設定)
- alt (option) = Alt
- fn + delete = BackSpace
- fn + 左矢印 = Home
- fn + 右矢印 = End
- fn + 上矢印 = PageUp
- fn + 下矢印 = PageDown
キーボード左下の caps キーはいまのところ control キーと同じ割り当てで、うまく活用できていない。
「のどか」 正式版 の価格は 1800円 とのこと。
詳しくはこちらを http://www.appletkan.com/nodoka.htm
他の方法
英数キーを Insert キーに割り当てることだけなら Karabinar + 下記の private.xml でもできる:
nodoka.txt · 最終更新: 2016/02/01 16:30 by Takuya Nishimoto